【商品番号】1001 【商品名】月光仮面 電動歩行ブリキ 【メーカー】ブルマァク 【発行年】1972年 【サイズ】315mm 【国】日本 【素材】ブリキ、ポリスチレン、ソフビ、ゴム、塩ビ 【動力】電池式 【状態詳細】[箱付:8]上箱イラスト一部剥がれ、仕切りヤブレあり[本体:8]頭部小ヤケ 【最低落札価格】450,000円
【コメント】 「マントをなびかせ腰に二丁拳銃 腕をフリフリ、ノッシノッシと歩く!!」という箱側面に描かれたキャッチコピーが示すようにマントと拳銃が付属するのが月光仮面 電動歩行の特徴です(キャッチコピーはキャラクターに応じて少しアレンジされたものが描かれていました)。 どちらもブルマァクの他の電動歩行にも取り入れられていない仕様。 箱絵からも分かるようにアニメ版の武器は鞭とブーメランを中心に使用し拳銃はほとんど使われていません。 放送に合わせて販売する為に放送開始前から製造を行っている事と、月光仮面イコール拳銃のイメージが強かった事が理由だったと想像できます。 アニメ版があまり拳銃を使わなかったのは、前年から放映が始まって大人気になっていた仮面ライダーのダイナミックな格闘シーンの影響を感じ、ムーンライト号のデザインも同様です。 拳銃はポリスチレン製。ビニール製のマントには月光仮面の文字が大きくプリントされている他、首のスナップボタンで着脱可能と凝った作りとなっています。 本体の塗装を見ても、腹部のカシメを水色と黄色で塗装しており目立たないようにしているだけでなく、特徴的なマントの結び目も胸部のプリントで再現しており、シリーズを重ね豪華になってきた事が分かります。 同じ時期に販売されたブルマァク製 ゼンマイ歩行 月光仮面にも同じようなマントが付属しますが、サイズや文字プリントの大きさが異なり別型を使用しているのが分かり、胸部片側が長い作りとなっているので、よりマントらしさを強調した拘りがあります。 今回確認してみて分かった事ですが、マントのボタンの片方が上下逆に取り付けられているので、ねじれた位置で留まります。全ての個体でこうなっているので当時作成時の間違いがそのまま流通した結果だと考えられます。 ボディは他の電動歩行と同じ型を使用しているので両足側面から単二電池を1本ずつ入れる仕様や、後部のスイッチ位置も同じ。スイッチの下には宣弘社のコピーライトも描かれています。 上箱に一部剥がれがありますが箱内のスペーサーも残った良好な状態です(越崎)
121川内康範
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