【商品番号】6002 【商品名】都会の虹 【製作者】松本正彦 【メーカー】日の丸文庫(八興) 【サイズ】A5上製 【ページ数】96P 【状態】並 【状態詳細】貸本糸綴じ、カバー欠、表紙回りイタミ (ヤケ・擦れ・小欠け) 、本文しみ 【最低落札価格】90,000円
【コメント】 日の丸まんが文庫 (菊判の部) 13、巻末に「日の丸ニュース」第1号4P 1956.2表記 (作品末) 昭和31年。「金色の悪魔」に続き、劇画前夜の松本正彦作品。物語は一人の漫画青年が大手出版社に自身の作した漫画を持ち込み、「売れるものを描け」と、けんもほろろに酷な評を受け失意に悶々とするシーンから始まる。その後、世に実力を認められた青年は、編集者達がかつての盛者や自身に手のひらを返す様に、さらに悶々としながらも。自身も世の期待に応え、やがて次第に商業主義に飲み込まれていく様になり、さら深く悶々とする。 劇中には劇中劇として主人公の作した漫画がオムニバス様に挿入され、これが後に短編集「影」へと発展したとも言われる一冊。後の短編集界隈へ連なる影響も然ることながら、やはり注目すべきは、主人公の悶々。若き松本正彦の、世に対する彼是が封入されたであろう熱量の高い一冊。わかり易く言うと松本正彦まんが道(みち)。ラスト、都会の虹を見上げる主人公はその空の先に何を見るのか。名作。カバー欠なれど本体に大きなイタミ無し。 関連商品6001、6003
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