【商品番号】6261 【商品名】白い塔の思い出 【製作者】星城朗二 【メーカー】東京漫画出版社 【サイズ】B6上製 【ページ数】128P 【状態】並上 【状態詳細】糸綴じ跡、カバー貼付小イタミ (破れ・小欠け) 、小口印、本文しみ・印 【最低落札価格】8,000円
【コメント】 星城朗二シリーズ19 ソ連に拿捕された父を待つ家族。やがて危険な仕事に従事した母の死後、北海に消えた父子の行方は…。
男性漫画家が少女向けの漫画を描くというのは漫画家の大半が男であった昭和30年代前半までは当たり前のことだった。しかし渡辺雅子、牧美也子、水野英子が月刊誌の男性漫画家の牙城を崩しはじめ、細川智栄子、西谷祥子などが続き24年組が現われ少女漫画誌は少女たちの嗜好、趣味に通じた女性漫画家が描くというのが常識になっていく。 昭和30年代前半の少女漫画界で後の女性漫画家たちとは違うベクトルの可能性を追及し、絵柄において多くのフォロアーを生んだのが星城朗二だった。それは男性が理想の女子を描くという特に今では一ジャンルになっている萌え的なもの、その形態的な進化の始まりの一つが星城だったのではないだろうか? 髪のなびき方と色の入れ方、スカートから見える脚の描き方、下から呷った立ち姿など、肌の白さや憂いのある瞳やぼってりとした唇だけではない、細やかなそして確かな少女偏愛を感じさせます。 その後アニメ界に転身し、田中英二という名で、鉄腕アトムのアニメ原画や星の王子さまのキャラデザで名を残し、昨今の秘宝としてチャージマン研ブームなどトンデモ系の始祖のように扱われているが、星城朗二が男性漫画家が女性を描く可能性を拡げた、すごく画の上手い漫画家であったことをここに記したい。関連商品6251~6261
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