大オークション大会

鈴木出版/村山一夫・工藤市郎/原作・川内康範「七色仮面全10巻セット」

商品状態: 各巻カバー欠、2巻-本文しみ破れ、3巻-本文しみ破れ、4巻-本文しみ、5巻-本文しみ破れ小欠け、7巻-背弱、8巻-本文しみ、9巻-糸綴じ、見返し印、本文ラクガキ、10巻-表紙回りイタミ（しみ・背小ハガレ）

現在価格	450,000円
開始価格	450,000円
あなたの入札額	0円
最終支払額	0円 (送料別)
入札件数	1
ウォッチ件数	8

残り時間	終了しました
開始日時	2019/02/20 00:00:00
終了日時	2019/03/10 21:00:24
商品番号	6001z91
オークション形式	LIVE大オークション
入札単位 [詳細]	5,000円

この商品の入札受付は終了しました

商品説明

【商品番号】6001
【商品名】七色仮面全10巻セット
【製作者】村山一夫・工藤市郎/原作・川内康範
【メーカー】鈴木出版
【発行年】1959(S34)07.25
【サイズ】A5上製
【ページ数】128P
【状態】並
【状態詳細】各巻カバー欠、2巻-本文しみ破れ、3巻-本文しみ破れ、4巻-本文しみ、5巻-本文しみ破れ小欠け、7巻-背弱、8巻-本文しみ、9巻-糸綴じ、見返し印、本文ラクガキ、10巻-表紙回りイタミ（しみ・背小ハガレ）
【最低落札価格】450,000円

【コメント】
「七色仮面」の成立は昭和34年。テレビドラマとして放映された。同じく川内康範を原作とし、先に放映されていた「月光仮面」と並び、日本のテレビ放映の黎明期を彩った作品として知られる。
制作は東映が行っており、今も続く「仮面ライダー」や「戦隊シリーズ」の古い祖といえる存在かも知れない。放映が開始された昭和34年はおりしも世間が皇太子明仁親王と正田美智子氏の結婚の儀に沸き、それをTV放映するに家庭用の(白黒)テレビが大きく普及されたと言われるタイミングであり、この「七色仮面」で初めて動く特撮ヒーローを見た、という向きも多かったのではないだろうか。
漫画版としては講談社の月刊誌「ぼくら」に昭和34年の7月から翌35年の9月にかけて連載された一峰大二の手によるものと、今回出品・ご紹介となる鈴木出版が同じく昭和34年から翌年にかけて発行した単行本が存在している。双方とも放映開始とほぼ時を同じくして連載・発行が始められており、送り手側のマルチメディア展開にかける期待が窺い知れる所である。
鈴木出版発行版は貸本漫画等で手広いジャンルを手掛けた工藤市郎と村山一夫が書き下ろしで担当している。
「七色仮面」は内容によって章立てされ、後期の「新・七色仮面」と区切られるが、こちらでは「新」に切り替わる境目となる第4部「スリー・エース」編までが全10巻に纏められている。
表紙の挿画は、奥付等にクレジットは無いが「Hi.ゆかわ」「HisAo」と図中に描き入れられている物があり、これは絵柄からも絵物語等で活躍した湯川久雄の手によるものと思われる。リアルな頭身の作画で、独特の色使い・構図が無類に格好良く、内容と合わせて本書の魅力所と言えるだろう。
古本市場的には、人気のタイトルかつ巻数の多い事が相まって屈指の難易度を誇る「七色仮面」。全10巻揃い、お見逃し無く